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青い川

「出来るところまで」

ネタバレする

映画

なんか、モヤモヤ感が残るので、『風立ちぬ』と『永遠の0』のネタバレ編を。

これから見るので・・・という方はまたのご来店を( ゚д゚)ノシ

 

 

 

 

---------------------------この辺からでいいですね。

永遠の0』をテレビ東京で3日にかけて放送されたのを録画して見ました。ドラマ版です。向井理が演じた宮部久蔵はゼロ戦の操縦がものすごく上手なんです。そしてゼロ戦を隅々まで把握していたと思いました。でも誰よりも家族のために生きたいと願い、周りから臆病者扱いを受けます。
その宮部久蔵が放った言葉がこれです。
「この飛行機を作った人は、何を考えていたのか?乗る人間のことを考えていたのか?10時間(たぶんこれくらいだったような・・・)もの長い飛行時間が、パイロットに与える精神の疲弊を考えなかったのか?」というようなことを言うのです。

私は、言われるまで想像していませんでした。
まあ、考えてみると若い頃にトップガンとかを喜んで見ていたわけで、トム・クルーズ大好きだし、「Danger Zone」の主題歌も大好き。

話を修正します。戦時中でいつどこから敵がやってくるか?わからない状態です。
しかも軽量化を図っていたから、防弾なんてないんです。
撃ち落とされたら、終わりです。
私はこの作品を見て、激しく揺さぶられるような思いにかられました。

そして、映画版も見て、なぜ最後に宮部久蔵は「生き残れるチャンス」を違う人に託して自分は亡くなったのか、なんとなく理解出来た気持ちになりました。

 

その後にジブリ映画『風立ちぬ』を見ました。これは実際にいらした方を軸に作られたようです。ゼロ戦を作った人です。だから少しノンフィクション。
始めは私は「どんな顔で、戦闘機を作った人を見ればいいんだろう?」などと、訳の分からないことを感じていました。
映画なんだし、私の顔が例え作中の中の人と目が合ってもバレることはないのに?

でも、宮部久蔵の言葉が聞こえます。

まあ、とにかく見ていくと、またまた見ていくと~
そんな最初の考えは消えていました!
キレイな昔の日本の風景、素敵だし、とにかく絵がキレイでキレイで。
登場人物がみんな生き生きして、自分のするべきことを真っ向勝負でやっているのです。そう、誰もが一生懸命生きていただけだった。と・・・
ただ私がこの奥さんだったら、あの時点でそばを離れることが出来たかな?
と正直に思う。
本当はこう有りたいと思うけど、彼と別れることが出来るかな。

最後にボロボロになった土地の上で呆然と立ちすくむ主人公の前に、亡くなった奥さんが声をかけます。「生きて!」と変わらない笑顔で叫んでいました。

風立ちぬを見て、ゼロ戦ショックから立ち直ったかもしれません。